やり方よりも先に在り方を整える
働きがいのある風土を共創する
コミュニティーパートナーの
出口貴大です!
(読了目安時間:7分)
■最近、起業したいという看護師の方や医療従事者の方から連絡がよく来ます。
その方から質問されるのは
『私も起業したいのですが、
何を勉強したらいいですか?資格はいりますか?』
そう聞かれると私はこう答えるようにしています。
『起業してどうなりたいのですか?』
そこが決まらないと
勉強にしても、資格にしても、
何をすればいいのか明確にならないからです。
■しかし、そういう私も起業したいと思った時は
経営の勉強⇒グロービスに通うおう!!
MBAをとろう!!
と思っていました。
そんなことを考えているときに、和仁達也さんと出会い、
セミナーに行き、本を読み、会話していく中で、
和仁さんのような人になりたい、あんな仕事の仕方が出来るようになりたい
いったい自分は何をしたいのか、
どういう人になりたいのか、
3年後、5年後、10年後に何をしていたいのか??
仕事は?プライベートは?家族は?
健康は?周りの仲間は?
と考えていった先に
看護師の独立を支援出来る養成塾、協会を立ち上げたい!!
と思うようになり、
『自分も成長し、夢を実現しながら仲間を巻き込み、
仲間の夢の実現サポート』
をできる人になりたいと思うようになりました。
■そのために、そういう人になるためにはどういう考え方をしなくてはいけない
という戦略
その戦略を実行するためにはどういうやり方としなくてはいけないか
という戦術
を考えるようになり、
在り方⇒戦略(考え方)⇒戦術(やり方)
逆算で思考するようになりました。
それは最近、ある院長の相談にのっている時も同じだなと感じました。
悩みの内容は
『スタッフが自分が方向性について来てくれない』
でした。
聞いていくと、
■院長はとりあえず診察(戦術、やり方)をやる!!
という状態で、将来どうしたい、どういう事をしていきたいを考えず
我武者羅に走ってきた!!
しかし、5年が経ち黒字である程度利益が出るようになって、
当初の目標を達成しきってしまった今、次に何をしていいのか、
どうしていいのか分からなくて、時間をとって考えなくちゃと思いながらも1人だとまた次でいっかと思い、気が付けば約1年過ぎてしまったと。
患者さんと触れ合うのは楽しいけど、
日々同じ診察の繰り返しで、
開業当初に比べワクワク感がなくなったと話していました。
■その院長はとりあえず7つプロジェクト(戦略、考え方)をするぞと発進したものの、
目的や意図を考えずにとりあえずやらなくっちゃで始めたプロジェクトだったために
スタッフは声をかけないとしない⇒院長のモチベーションが下がり声をかけなくなる
⇒いつの間にかプロジェクトがなくなっていた
となり、せっかく変えようと思ったのに…となり悩んでいたのです。
■そういった経緯を聞きながら、現状と理想を話していってもらった時に
院長)
『戦術と戦略がバラバラだった』
『まずはやらなくちゃでやり方を押し付けていて、
なぜやるのかの意味づけを忘れていた。』
と話してくれました。
そして院長との会話の中でこれから、
何を成し遂げたいのか(ミッション)、
どういう理想の未来を創っていきたいか(ビジョン)、
どんな院長になりたいのか(在り方)
を考えて、新年をスタートしてきたいとワクワクしながら話してくれました♪
■何をしなくちゃいけないか迷った時、
自分の憧れの人はだれか、
なぜその人に憧れているのか、
自分はどんな人になりたいのか、
憧れの人と自分との差は何か、
を考えてみて下さい☆
きっと今すべきこと、やりたいことに気づくチャンスとなると思います(^_-)-☆