行動を変えずに成果が変わる方法
学ぶものは同じなのに、成果の出る人もいれば、成果も出ない人がいるのはなぜでしょうか?
それに対するヒントが隠された文章が、最近読んでいる本の中にあったので紹介させて頂きます。
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今からあなたに、ある二つのシーンをイメージしてもらいます。
まずはAパターンです。
あなたはランニングをします。天気予報は晴れマークがついていたのに、途中から雨が降ってきました。全身がびしょ濡れです。
また、帰り道で犬の糞を踏んでしまい、両足が汚れました。
そして、家に帰るとこう言われます。
『明日の朝に食べるパンがないから買ってきて!』
あなたはどんな気持ちでパンを買いに行くでしょうか?
次はBパターンです。
同じようにあなたは近所をランニングします。天気予報は、晴れマークの通り晴天です。ランニングにうってつけの気候です。
ランニングの途中で大好きな芸能人の撮影会がやっていました。
しかも、大好きな芸能人から『ランニング頑張って!!』と言われました。
そして、家に帰るとこう言われます。
『明日の朝に食べるパンがないから買ってきて!』
あなたはどんな気持ちでパンを買いに行くでしょうか?
『食パンを買いに行く』という同じ行動でも、Aパターンは気分も足も重く、乗り気にはなれないでしょう。
対するBパターンは、気分が良いので『まあ行ってもいいか』と悪い感じはしないのではないでしょうか。
このように同じ行動でも、あなたの気持ちや感情、状態によって、その行動そのものの内容や質が変わる、ということを知っておく必要があります。
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「常勝メンタル」強化の技術p130-131
あなたにとって後のBパターンはどういった状況、環境でしょうか。
どういった工夫をすればBパターンのような気持ちや感情、状態を作れるでしょうか。
もしBパターンが毎日、ずっと続いたとしたらどんな日常が待っているでしょうか。