taka310’s diary

経営者×教育者×看護師 ①『医院の教育体制』と『採用の仕組み創り』両輪で、経営者と一緒に創っていくという経営者の面。 ②これからの看護師の新たな働き方を 創造し、伝えていくという教育者の面。①と②を行う事により『地域で働く新たな看護師の働き方の創造』、『医院のレベルを上げていきたい院長』、『地域で質の高い医療を求める患者さん』にそういった看護師をどんどん輩出していくプロデューサーになりたいと思っています。

決算書入門ゼミ 盛り上がりました!!

社外のコミュニティーマネジャーを肩書とする
経営看護師の
出口貴大です!!

■このブログは、主に看護師として成長したい方、
あるいは、
いつか独立し、経営者になりたいと考えている看護師の方を対象としてます。

しかし、
経営看護師の考え方は他の経営者の方や業界の考え方をベンチマーク
しながら構成しています。

そのため、
看護師以外の方は、自分の業界、あるいは自分自身にどう活かせるか、
考え方を一般化しながら見て頂ければ参考になることも多いと思います(^_-)-☆


■セミナーのお知らせ■
『経営数字の基本的な考え方が身につく決算書入門ゼミ』
を開講します。


会社のお金の流れを理解したい方
3年以内に独立・起業を考えている方
数字に対しての苦手意識を克服したい方
医院や医療現場で経営数字を扱う方、扱いたい方
経営判断に必要な数字の考え方を身につけたい方

 

次回、4月26日(水)開催です!!

あと残り3名参加枠があります♪
どうぞ興味のある方は

https://www.facebook.com/takahiro.deguchi.90
に「決算書入門ゼミ申し込み」と気軽にご連絡下さい☆
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 決算書入門ゼミ 盛り上がりました!!
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一般公開でのセミナーは初だったのですごく緊張しましたが、
参加していただいた皆さんに大変喜んで頂きホッとしています(笑)

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■体験レポートとゼミ後の感想を書いていただきました!!

参加して下さった新井翔平さんより
体験レポートとゼミ後の感想を頂きました(#^.^#)

彼は出口と同い年で、同じ関西人(どっちも関東にいる(笑))
昨年の12月のイベントを通して知り合いになり、
飲みに行ったり、将来の夢についてお互い語り合ったり、
おちゃらけた話しをしたり、
困った時に戦略的なマーケティングの考え方を教えてもらったり、
いつもお世話になっています☆


また、彼の発行しているメルマガで
戦略的なマーケティング脳の勉強をさせて頂いてます☆


いつもありがとう(^^)/


◎新井翔平さん体験レポート
↓   ↓   ↓

脱☆西洋医学マーケティング。

◎新井翔平さんメルマガ
↓   ↓   ↓

メルマガ【マーケティング習慣】

◎ゼミ後の感想
↓   ↓   ↓


1.セミナーに申し込みされる前にどのようなことで悩まれていましたか

A)決算書に対する苦手意識があった。

 

2.何が決め手になってセミナーの申し込みをされましたか
A)出口さんがこれまで院長先生や経営者に決算書の見方を教えるプロだと
 聞いたので。


3.セミナーに参加されて、どのような点が良かったと感じていますか?
A)目からウロコでした。即実践的な『見方』を手に入れることが出来まし
 た。特にB/Sの流動資産:流動負債割合によって、経営の安定性を判断
 するのは非常に分かりやすかったです。

4.今度どのように実践しようと考えていますか
A)財務の裏付けを持った上で、説得力のある適切な広告予算の設定、目標
 KPIの設定を出来るように、市役所に行って請求して来ます。


新井翔平
マーケティングコンサルタント


今まで院長や開業を目指している医師、看護師や事務スタッフと
医療関係者にしか決算書の勉強会、研修をしたことがなかったので
他職種の方からもこのような言葉を頂けると嬉しいです!!

次回26日(水)15:00~18:00から開催予定ですので、
ご興味がある方はどうぞ気軽に参加ください☆

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■『決算書入門ゼミ』と『他の類似セミナー』との違い

今回開催してみて、分かったのが以下の3点です。
①大学病院とクリニックで働いていた看護師だからこそ、
 医療現場の話しがかなり盛り込まれている

②講師が一方的に教えるのではなく、みんなで議論しながらセミナーをしている

③約2年間決算書と現場を同時に見てきたからこ伝えれる決算書の意味

決算書入門ゼミや今後の中級編、上級編に興味のある方は
参加の検討に。

類似のセミナーを開催されている方は、参照枠を広げる目的で見て頂ければと
思います。


■①大学病院とクリニックで働いていた看護師だからこそ、
 医療現場の話しがかなり盛り込まれている

売上を上げるにしても、『売上を上げろ!!』では漠然としていて現場で働いている方には伝わりません。むしろ皆が違った解釈をする危険性があります。

また、院長が雇っている医師に『売上を上げろ』と言っても医療の場合は特に分かりにくいです。なぜかというと、クリニックでアルバイトに来る医師はほとんどが大学病院や大きい病院から来ています。

そういった場所では売上やコスト意識などほとんどしない環境なので、
売上や利益の話しをしてもピンとこないのです。

そもそも売上とは何でしょうか。

売上は
売上=単価×総診療件数(患者数×来院頻度)

で構成されています。
たとえば
「来院頻度を上げろ!!」
と伝えるのではいかがでしょうか。

まだ、「売上を上げろ!!」よりはマシですよね(^^;)

クリニックの場合、
来院頻度は比較的に簡単に上がります
1%、2%。
それで利益は200、300万変わってくるのが凄いですよね!!(笑)

なぜ比較的上がりやすいのか。
それは、大学病院の外来に原因があるからです。

基本、外来で働いている医師は病棟と掛け持ちをしています。
病院で入院した人が退院後も継続して状態を見るために外来に来るのですが、
医師が何も言わずとも患者さんは大学病院の外来に来てくれるのです。

この考え方がおかしいんですけどね(^^;)
病棟の忙しい中、外来も見なくちゃいけない
外来が来なければ病棟に専念できる。
そしたらこまめに来てもらうよりも1ヶ月に1回、2カ月に1回に来てもらえばいい。
全ての医師がそうではないですが、
私が見てきた大学病院の外来の医師はそんな感じの方が多かったです。


一方クリニックは違います。
担当の先生がイマイチなら違う所に行きますし、
医療の質も大切だけど、
自分が大切に思われているのか、
しっかりと診てくれているのかを重視します。


そのため、大学病院の時の感覚で同じ外来をすると
患者さんの来る頻度が減る、あるいはもう来てくれなくなる可能性が高いのです。


出口がいつも先生に話す鉄板のやりとりネタがあります

タイトル【来院頻度は医師がコントロールする】

デ)
『先生、クリニックの場合、患者さんは次いつ診察に来たらいいのか分かりません
先生が次にいつ来るか伝えてあげなかったら誰に聞くと思いますか?』

医師)
『んー。誰かな?ナース?』


デ)
『まだナースに聞いてくれればいいですね。実は事務スタッフなんです。
多くの患者さんは会計する時に事務スタッフに「次いつ来たらいいのかしら?」
って聞いてますよ(^^;)
事務スタッフは診察室での先生のやりとりも知りませんし、病名や症状をカルテで見てもいつ来た方がいいって判断できないんです。するとどうなると思います?』

医師)
『ん~…。』

 

デ)
『いつ着たらいいか分からないので、事務スタッフか患者さんが「だいたい」の日にちを予約して帰るんです。だいたいの日にちだとしたら、先生が来てもらいたい日に来てもらえませんよね。』

医師)
『確かに!』

デ)
『先生、禁煙外来は3か月間という短い間に5回も診察に来てもらう必要があるんです!!この3ヶ月を過ぎると自費になるんですが、ほとんどの方が5回ちゃんと来てくれるんです。なぜだと思います??』

医師)
『3ヶ月を過ぎると自費になっちゃうから??』


デ)
『それもあります。でも一番のカギは、
看護師の禁煙外来が終わった後に確実に予約日を決めて帰ってもらうからなんです??

例えば、こんなやりとりを患者さんとしてるんです。
佐藤さん、次の禁煙外来は4週間後が目安なんですが平日と土日、いつが来やすいですか?平日だと午前と午後どちらがいいですか?午後だと仕事もあるので遅い目がいいですか?あるいは今日と同じ時間帯がいいですか?
患者さんの来やすい時間帯を一緒に決めてるんです。』

医師)
『なるほどね。次に来る日にちを決めたらいいんだね。』

デ)
『そうです。患者さんの来やすい日程を聴きながらそれに合したご案内をして下さいね。あと、来院頻度は上げて頂きたいのですが、
患者さんの状態に合った『適正な来院頻度』でご案内下さいね
来月の来院頻度がどれだけ変わるか楽しみですね!!』

こういった鉄板トークネタ(睡眠薬編、便秘編などなど)が色々あるのです(笑)

決算書の数字だけでなく、
それをどう診療や医療現場に活かすのか


合わせてお伝えできるのが出口の決算書入門ゼミの魅力の1つかなと思いました☆

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■②講師が一方的に教えるのではなく、みんなで議論しながらセミナーをしている


今回ゼミをしていて、意識していたのは皆さんの理解度です。
決算書の話しは、早口で先に進めてしますと突然迷子になってしまったりするので、
皆さんのペースに合わせ、質問しながら進行させて頂きました。

また、テーマに対して参加して下さったそれぞれの職種、職場ではどんな感じなのかをシェアしたり、『これってこういう事??』って話し合う時間が
ゼミの質をめっちゃ上げてくれると思っています(^^)/

なので、基本みんなに質問しながらワイワイ、ガヤガヤ、
ここ分かりにくい!!そういう事か!!これはどうなの??
ってやりとりしながらセミナーをするのが出口に向いていると感じました(^_-)-☆


■③約2年間決算書と現場を同時に見てきたからこそ伝えれる決算書の意味

これに関しては、また長くなりそうなので、明日に話そうと思います(笑)

①の話しでヒートアップしてすみませんでした(笑)
最後まで読んでくださった方、有難うございます☆
次回も医療経営ネタ盛り込んでいきますね☆