事実は変えれないけど、解釈は変えれる
働きがいのある風土を共創する
コミュニティーパートナーの
出口貴大です!
(一読:約7分)
誰しもこの絵を見たことがあるのではないでしょうか?
一見、"魔女のようなお婆さん"が見えますが、
よく見ると"横を向いている女性が見える"というだまし絵です。
解釈の仕方によって
世界観がまるっきし違うものに変わっていきます。
今まで『A』っていう見方をしていたのに
一度『B』っていう見方をすると『B』にしか見えなくる。
そういう体験を人は無意識のうちに多くしているのではないかなと思います。
例えば私の例ですが
◎大学病院でよく怒られていたとき
『なんで怒られないといけないんだよ。最初から出来るはずないやん。』と
不貞腐れてました。
しかし、大先輩からこんなアドバイスを頂きました☆
『出口いいか。怒られてるうちは可愛がられてる証拠や。
伸びて欲しい、成長して欲しいって思うから怒りたくなるんや。
もし、どうでもいいわって思うやつやったら声もかけへんよ。』と。
その言葉を貰った事によって
A『怒られるのは自分を否定されている事』
という価値観、考え方から
B『怒られるのは自分を高めてくれる、
成長させようとしてくれる事』
に変わりました。
それにより、怒られる度に『いつもありがとうございます!!そうします!!』
というようになり、
それから私は『有難う小僧』と名づけられ、可愛がってもらえるようになりました(笑)
怒られているという事実は同じなのに、
感じ方が全然違うのです!!
それは、解釈が変わったからです。
あるキッカケからだまし絵のように解釈の仕方が変わるときがあります。
先ほどの私の大学病院時代のように。
私は起業する前まで
自分の事を学歴コンプレックスがある
と思っていました。
経歴上、
関西圏にいる方からは凄いやん、全然コンプレックス思うことないやん!!
って言われます。
なぜコンプレックスを抱いていたかというと、
小中学生の時全く勉強が出来なかったからです。
小学校の時は成績がビリで、
いつも一番前の真ん中に特等席を作ってもらって授業を聞いていました(^^;)
小学生で夏休みに補習に呼び出されたり、
勉強が出来ないことでいじめられることもありました。
成績の良い子と比べられたりして、
何で自分ってこんなに頭が悪いのかなって思いました。
中学生になり、小学生の時よりも一生懸命に勉強するも成績は思うように上がらず、
高校も近くの高校にギリギリ合格した感じでした。
もう勉強でバカにされたくない、自分を変えたいの気持ちで高校入る前から塾に入り、
誰よりも最初から高校の勉強を始め、
誰にも馬鹿にされない自慢できるような自分になりたいと思い、
大阪大学を目指すようになりました。
しかし元から勉強など呑み込みが早いわけではなかったため、
センター試験で大失敗。。。
母に頼み、浪人させてもらうことに。
どうしても諦めたくなくて
予備校の自習室に引きこもり
365日、13時間以上勉強しまくりました!!
その結果、見事大阪大学に合格するにですが、
最近までずっと学歴コンプレックスを引きずっていた
のです。
・どことなく自信がなかったり、
・勉強をずっとしていなかったら気持ち悪く感じたり
とか。。。
しかし、起業家の先輩からの一言で学歴コンプレックスが吹っ飛びました。
今ではその苦しかった経験は、
自分のビジョンのためのエネルギー源となっております!!
なにを言ってもらったかというと
『学歴コンプレックスって言うけど、昔のしんどい体験があったから
今頑張って勉強してるしここまで成長させてくれたんじゃないの?
その体験してなかったら起業したいって思ってなかったかもしれないよ??』
それを聞いたとき、
過去の失敗した体験や苦労したことは今の自分を創ってる物であり、
頑張る動機や自分の強みになっているのだと気づきました。
マイナスなものが一気にプラスに変わる瞬間でした。
過去は変えれないけど
過去の解釈は変えれる
事実は変えれないけど
解釈は変えられる。
もし今上手く行っていない事や辛いことがあったり、
辛い経験があって立ち止まっていたとしたら自分に問うてみて下さい。
『その経験から学ぶべきことは何だろう。
その経験があるからこそ、
自分に備わったものはなんだろうか。
その体験の中でも良かったことは何だろうか。』
今の自分にブレーキをかけているものが、
突然、アクセルを踏んでくれるものに変わるかもしれませんよ(^_-)-☆